Project Overview
Facts at a Glance
- 所在地 — 新潟県新潟市中央区
- 敷地種別 — 個人邸宅
- 竣工年 — 2026年
- 設計範囲 — 門構え・照明計画
Concept
A Quiet Ceremony of Light
灯りと石が織りなす、帰宅という儀式
この邸宅の門構えは、日中の佇まいだけでなく、夜の表情までを見据えて設計されました。柔らかな地灯りが御影石の壁面を斜めに照らし、昼には見えない石目の陰影を静かに浮かび上がらせます。
帰宅する家族を迎える門扉には、あつらえの真鍮金物を配し、夕暮れどきに温かな光をまとわせました。何気ない毎日の帰路が、光と石によって静謐な儀式へと変わっていきます。
Lighting Design
Grazing Light on Granite
石肌を這う光のデザイン
照明計画では、壁面に対して低い角度から光を当てる「グレージング照明」を採用しました。光が石の表面を這うように流れることで、粗面加工された御影石の凹凸が強調され、昼間とは異なる立体感が生まれます。
光源はあえて目立たぬ位置に配し、主役はあくまで石そのものの表情。訪れる人の視線は自然と壁の質感へと導かれ、静かな高揚感とともに邸内へと迎え入れられます。
Hardware Detail
Bronze That Warms at Dusk
夕暮れに温もりを灯す真鍮
門扉の把手や蝶番には、経年変化とともに味わいを深める真鍮をあつらえました。御影石の冷たく端正な質感に対して、真鍮の柔らかな金色が絶妙な対比を生み出します。
日没とともに周囲の灯りが金物の表面に反射し、ゲート全体がほのかに輝いて見えるよう調整。石と金属、二つの素材が呼応することで、この邸宅だけの唯一無二の夕景をつくり出しています。
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